一瞬の間に闇:シリコンバレーの詐欺事件

2018/08/27

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol.217 今月は、いきなり犯罪の匂いのする題名ですが、世界じゅうどこに住んでいても、悪い人間はいる、というお話です。 <え、Pくんが?!> そうなんです、我が家が直接的に被害に遭ったわけではないんですが、間接的に影響を被ったというお話を一席。 こちらの「シリコンバレーナウ」シリーズにも二度ほど登場してもらったことがありますが、我が家のファイナンシャルアドバイザー「Pくん」に災いが降りかかったのでした。 7月の最終月曜日、お昼休みを終えた時間帯に、連れ合いが書斎から下りて来て、「Pくんがクビになったって電話してきたよ」と言うのです...

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14日間の心臓モニター: iRhythm社の「Zioパッチ」

2018/07/17

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 216 先月は「シリコンバレーナウ」をお休みしてしまいましたが、今月は、ちょっと早めに健康に関するお話をいたしましょう。 <「Zioパッチ」って?> 突然ですが、今は、心臓の動きをモニターしているところです。しかも、一般的に知られる24時間の「ホルター心電図」ではなく、14日間に渡るモニター装置を付けています。 こちらは、サンフランシスコに本社のある iRhythm(アイリズム)社が製品化した小型モニターで、「Zio(ズィオ)XTパッチ」と呼ばれるもの。 ひと昔前に流行った万歩計くらいのサイズで、心臓のあたりにペタッとテープで装着するようになっています。耐水...

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手術支援ロボット:「ダヴィンチ」の生まれた背景

2018/05/31

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 215 今月は、手術をアシストするロボットのお話をいたしましょう。 <ドラマ『ブラックペアン』の「ダーウィン」> 初めにお断りしておきますが、わたし自身は医療の「ど素人」なので、これから書くことは、文献や映像から得た知識です。ここでは、ロボットを使った治療の詳細ではなく、あくまでもアメリカでの分野の変遷をご紹介することが目的です。 そもそも、どうして藪から棒に手術に使うロボットのお話をしようと思ったかというと、現在、TBSで放映中のテレビドラマにありました。日曜午後9時の『ブラックペアン』という医療ドラマで、先日の第5話(5月...

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サンフランシスコの「足」:車って古い?!

2018/04/29

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 214 春うららの良い季節の到来です。そこで、今月は、サンフランシスコの街で見かける新しい「足」のお話をいたしましょう。 <そこのけ、ウーバー!> アメリカと聞くと、「どこに行くにも車」というイメージがあります。我が家のあるサンノゼ市郊外もご多分にもれず、ちょっとそこまでお買い物というときにも、車がないと困ってしまいます。まさに車は、サンダル代わりでしょうか。 一方、「車があると、かえって不便」なのが、サンフランシスコのダウンタウン地区。19世紀中頃から「ゴールドラッシュ」のベースステーションとして栄えた場所ですが、近年、スマートフォ...

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車の自動運転技術:その現状は?

2018/03/31

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 213 先日アリゾナ州で起きた痛ましい交通事故も記憶に新しいところですが、今月は、車の自動運転技術のお話をいたしましょう。 <車の「自立」って?> 昨年12月号でご紹介しましたが、我が家にも電気自動車のテスラ「モデルS」がやって来て、ようやく何がしかの自動運転技術に触れることとなりました。すると、今までと違ったものが見えてきたような気がするのです。 そもそも自動運転とは、英語では self-drivingもしくはautonomousと呼ばれ、自分で判断を下せる、自立した存在をさします。とはいうものの、いきなり「自立」は難しいの...

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企業が建ててあげた校舎:ディーテック高校

2018/02/27

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 212 今月は、新しくピッカピカの校舎が完成した、学校のお話をいたしましょう。 <オラクルが高校を!>  ちょっと意外なニュースを耳にしました。ビジネス向けソフトウェアで名高いオラクル(Oracle、本社:サンフランシスコ近郊レッドウッドシティー)が、公立高校のキャンパスを建ててあげたというのです。 どうしてそれが「意外」だったかというと、慈善事業で名を上げる他のシリコンバレーのテクノロジー企業と比べて、失礼ながら、個人的にオラクルには社会貢献というイメージを持たなかったからです。 社会貢献と聞くと、たとえば、サイエンスや教育分野のさまざまなプロジェクトや奨学金で知られるアルファベッ...

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テクノロジー製品(?): テスラ「モデル S」

2017/12/30

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 210 この年末号では、一年を通して、テクノロジー分野で印象に残った話題をふたつお届けいたしましょう。 <顔で良かった!> 今年のアップルの新製品といえば、11月にリリースされたばかりの「iPhone X」でしょうか。さっそく連れ合いが購入したのを見て、わたしも久しぶりに古い iPhoneを買い替えました。 理由はごく単純で、「指紋認証」なんて古くさいことは言わずに、「Face ID(顔認証)」が採用されたところ。何を隠そう、わたしは指紋が薄いために入国管理の自動化ゲートでも困り果てている人間で、手袋をしないでも犯罪現場の鑑識係をあざむくことができるのではないか? と、いぶかしく思...

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街角で IoT:「大きなお腹」とスマートパーキング

2017/12/07

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 209 近年、「IoT(モノのインターネット)」という言葉をよく耳にします。けれども、言葉ばかりが先行して、なかなか実態が付いて行かない感もあります。そこで、今月は、たとえばカリフォルニアの街角では、どういうものを見かけるんだろう? といったお話をいたしましょう。 <ビッグベリー(大きなお腹)> 今さらご説明するまでもありませんが、IoT というのは、Internet of Things(モノのインターネット)の略称ですね。モノとモノがネットや近距離無線通信でつながり、人の生活が便利に運ぶようにと、機械が代わってお仕事をしてくれることです。 いろんなモノに「センサー」が付くことによっ...

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カリフォルニアの災害:史上最悪の山火事

2017/11/29

カテゴリー:Silicon Valley Now

Vol. 208 ほぼ一年ぶりの『シリコンバレーナウ』となりますが、今回は、カリフォルニア北部で起きた山火事のお話をいたしましょう。 ご存じのように、10月中旬に北カリフォルニアで発生した山火事は、季節外れの突風にあおられ、一気に十数カ所へと飛び火し、世界的に有名なワイン産地ナパ(Napa)とソノマ(Sonoma)の山や谷に散在するワイナリーや、近隣の住宅地を脅かしました。 10月8日(日)晩、火事の一報は、その日の夕方までプロゴルフトーナメントが開かれたシルヴェラード・カントリークラブ付近から報道されます。「あら、さっきまでフィル・ミケルソンがプ...

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自動運転車: テスラ「モデルS」事故の教訓

2016/09/24

カテゴリー:Silicon Valley Now 業界情報

2016/9/24 Vol. 206 自動運転車: テスラ「モデルS」事故の教訓  今月は、近頃とみに動きが盛んな「自動運転」のお話をいたしましょう。 <事故の原因は?>  今春、シリコンバレーの電気自動車メーカー、 テスラモーターズ(Tesla Motors、本社:パロアルト)の車が起こした事故は記憶に新しいところです。  そこで、この事故の原因と「オートパイロット」機能を考えてみましょう。 ...

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